夏真っ盛り。先日、久しぶりに会う友人と三木市口吉川にある田園カフェへ行ってきました。
三木市の中心部を離れ車を走らせていくとどんどん建物がなくなっていき、気が付けば山田錦を育てる田んぼが一面広がる緑の景色。
のどかな景色と稲の匂いは幼少期の頃の記憶を思い起こさせます。
大人になった今となってはお盆も終盤にさしかかりそろそろ仕事が始まるなぁという休みへの名残惜しさとともに、ちょっとした非日常を味わうのには最高の場所。
車を降りると自然の中で思いっきり深呼吸したくなる心地良さがありました。
ころは ーうつわと道具と喫茶室ー【三木市口吉川】
こちらのお店は田園の中にポツンとある古民家カフェです。
カフェといえどメインは器の販売をしているお店のようで、お店の白いのれんを潜り中に入ると色んな作家さんが作ったたくさんの器が並べられていました。
店内に置かれている器は購入することもできます。
さっそく奥に案内され何を食べようかとメニューを開きます。

出典 : ころは

出典 : ころは
私はキーマカレーとマサラチャイを注文。
私たちが席に着いた時はまだ1組しかいなくてとても静かだった店内だったのですが、注文してから間もなく、あっという間にお客さんが入ってきたので一気に賑やかに。
店内から見る外の風景を眺めながら「はぁー、なんか落ち着く」と、ひと息。
穏やかな時間の流れを感じることができます。
しばらく待っているとお待ちかねのキーマカレーとマサラチャイがやってきました。
サラダとスープが付いたセットもありますが、ここしばらくの夏の暑さですっかり食べる量が少なくなってしまった私は単品&ご飯少なめで注文しました。
カレーの上に添えられた角切りの山芋がピリッとしたカレーの辛さを和らげ、またシャリシャリとした食感がとっても斬新。
辛いものが苦手な私でも美味しくいただくことができました。
食後にお店自慢の甘いスコーンを注文
こちらのお店では自家製のスコーンもおすすめらしく、せっかくなので頼んでみることに。
種類はあんバターとラムレーズンがありましたが、どちらも食べたくて悩みまくった結果ラムレーズンをチョイス。
ホロホロでサクサクの美味しいスコーンを口に入れた瞬間、フワッと広がるラム酒の香り。
これは食後のデザートには最高ですね。
次来た時はぜひともあんバターのスコーンを頼みたいと思います。
帰りに立ち寄った『黒滝』
お腹も一杯になり、ゆっくりお互いの近況を話した後でせっかくだったので三木の『黒滝』へ立ち寄ってみることにしました。
ころはさんから車で15分ほどの場所にある黒滝は幅30m、高さ4mという大きな滝です。
雄滝と雌滝と呼ばれる2段の滝は関西でも珍しいとのこと。
黒滝の近くには駐車場がないため、道の駅よかわにある『山田錦の館』という施設の駐車場に停めてから歩いて行きます。
山田錦の館からは東へ約700mとのことだったので2人でテクテク歩いていたのですが、真夏の700mはかなりきつかった…。
完全に舐めていました。
道中は日蔭が一切ないので直射日光をバンバン浴びる。
日傘を持っていないと本当に力尽きてしまいそうなほどの暑さです。
途中で休憩できるお堂??のような場所があるのですが、そこで引き返してしまう人もちらほらいました。
道の途中に出てきた「黒滝まであと5分」と書かれた看板を見て「がんばれ!私!!!」と自分で自分を励ます有様です。
たった700mが途方もなく遠く感じ、ノリで立ち寄ろうと歩き始めたあの時の後悔は一生忘れられないと思います。笑
滝を見る前に滝汗の私たちはようやく黒滝へとたどり着くことができたのでした。
こちらが吉川の黒滝。
数日前までの大雨の影響で茶色く濁っていたものの、確かに2段になっている滝を見て「おぉー」と。
自然の産物とはいえ、まるで人の手で作られたかのような大きな滝でした。
黒滝を後にして元来た道を戻り始めた私たち。
後からやって来る黒滝を目指す人たちの顔は、やはり私たちと同じく後悔一色。笑
さらに歩いていると今から滝目指します!という勢いでまだ元気なカップル。
日傘持ってない…
そんなハンディファンだけじゃ無理よ…
今からマジで地獄みるよ…
どうかケンカになりませんように…
そんなことを思いながら、ヒーヒーと車に戻ってしばらく動けなかった私でした。笑
さいごに
ころはさんは予約を取って行くのが賢明です。
電話での予約のほかにLINEやメールでも予約ができます。
お盆休みも終わり、いつもの日常に戻った時にふと息抜きに行きたくなるお店でした。
三木市はまだまだ自然がたくさんある場所なので、のんびりしたいなぁという時にまた行きたいと思います。
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